ハイジ牧場で初家族キャンプ
２００９年８月２９日の木曜日から土日合わせて４日間、遅い夏休みをとりました。
当初の予定では、木金と家族キャンプにして土日を休養日と考えていましたが、木金はあいにくの雨になり、予定をずらして土日にキャンプとなりました。
キャンプ地は、自宅からクルマで４０分。
長沼町の『ハイジ牧場』です。
『ハイジ牧場』は、各種家畜を飼育展示した観光牧場。
オートキャンプ場もやっていて、動物と触れあいながら大地君とキャンプができると思ったわけで、けっして、通常の入場料大人８００円が、キャンプすると２日分の入場料含めて大人１２５０円と、とってもお得だからというわけではありません。
クルマでたった４０分走っただけで、のどかな田園風景の中でキャンプができるのは、「さすが北海道！」ですね。（強調！）
夏休み明けということもあって、キャンパーは少なくて、テントサイトは選び放題でした。
キャンプといったら、豊富な物量をほこるガンネルズのキャンプに寄生している我が家の装備は、必要最低の道具しかありません。
無事に単独家族キャンプができるかどうかが一番の課題です。
とりあえず、持ってきたおにぎりと、ゆでとうもろこしで昼食を食べて、牧場内を散策です。
ウサギふれあいコーナーで、大地君、けっこうはしゃいでいます。つかみはOK！
ところが、大型動物となると、なんか気が乗らないみたいです。それとも、怖がっているのかな？
動物のえさが１００円で売っていましたが、１００円がもったいない我が家は、その辺の草をむしってあげてました。
動物は、牛、馬、羊、豚、鳥、ウサギ、ラマ、トナカイ、ロバ、ダチョウ、タヌキ、ハクビシン・・・。
それも、牛、馬、羊、鳥、ウサギは、複数の種類を飼育していて、なかなかでした。
昆虫標本館なんてのもありまして、馬鹿にして入ったのですが、これがなかなか立派な標本が並んでいまして、アフリカはなぜかザンビア産ばかりでした。
ザンビアといえばZ家。
Ｚ家長男の夏休みの自由研究が、拾った昆虫の死骸を標本にしたという話を思い出して、なぜか笑ってしまいました。
４時半ごろにキャンプ地に戻って、一休み。
大地君は戻ってくる途中から爆睡でした。眠たくて機嫌が悪かったかもしれません。
そして、夕食。
メニューは、ラムしゃぶとインスタントラーメン（しょうゆ味）。
しかも、ラムしゃぶの肉がなくなったあとの汁に投入したのは、またもやインスタントラーメン（とんこつ味）。
ラーメンはどちらも、いくえちゃんが何年も前の石狩川レースでもらった景品。賞味期限は、ほんの２年ほどすぎていましたけど、ダイジョウブ、美味しくいただきました。
夕食後は、花火。
洞爺湖キャンプでも、花火をしましたが、大地君就寝後だったので、大地君の初花火です。
気に入っていただけたようです。
夜の散歩もエンジョイして、さて就寝。
夕方昼寝したし、はしゃいでいたので、寝つきが悪いかと思ったのですが、あっという間に寝てくれました。
私は夜２時ごろ、一度起きてしまったのですが、思いのほか、よく眠れました。
いくえちゃんは、大地の寝相の悪さと、地面の傾斜のおかげで、ろくに眠れなかったそうです。
３０分だけ、寝場所を変わってあげました。（遅すぎ！）
大地君、キャンプ前の２、３日は、夜泣きがひどかったのですが、この日は超爆睡でした。
大地君の朝食は、温めるだけのパックごはんを一口サイズに海苔巻きにして、あとはハム、チーズ、小さな蒸しパン２個。見事なフードファイターぶりです。
父ちゃんと母ちゃんは、おしゃれにホットサンドでした。
朝食後は、さっさとテントを撤収して、再び、牧場散策へ。
大地君は、あいかわらず動物に興味なし。犬猫は好きなのにね。
いくえちゃんが約３０年前にここで乗馬体験（引き馬）をしたということで、大地といっしょに乗馬をすることになりました。
私は反対したけど、いくえちゃんがガンとして聞かないので、乗せてみると、案の定、スタート前から泣き出し、コースを回っている最中も、乗降場所にいる父ちゃんに聞こえるほどの大きさで大地君は泣き叫び、いくえちゃんによると、乗せていた馬がその泣き声で歩くのがいやになっていたらしいです。
そのあとの、子羊への授乳体験も激しく拒否反応。
大地君と動物達とのふれあいという目論見がガラガラと音を立てて崩れ去りました。
最後に、場内を一周するパークトレイン（改造トラクター）に載せたら、一瞬でご機嫌が直りました。
やっぱり、乗り物関係か！
笑顔の大地君と憔悴しきったいくえちゃんとの対比をご覧ください。
動物とのふれあいは失敗でしたが、キャンプはまあまあ成功したと思います。
装備としては、調理用のテーブルとタープの追加が必要と感じました。
ちなみに、パークトレインが場内を一周して戻ってきたとき、大地君は寝ていました。
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