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支笏の黙示録


水上大運動会

日時:2010年10月3日(日)

場所:支笏湖・美笛キャンプ場

主催:ウィルダネス

メンバー:K家(しげさん、Mikinnさん、あかりちゃん)
      いーづかさん
      Z家(E子さん、たか、あき)
      S家(りゅうげん、いくえ、大地)
      もなちゃん(帯畜大)
      トシ君(帯畜大)
      三笠カヌークラブ

 2009年、洞爺湖で行われたウィルダネス主催の水上大運動会。
 ちょっと遊びがてらで参加したガンネルズは、ウィルダネスからメンバーを借りて、まんまと勝利してしまいました。

 そして、2010年。
 あいかわらず、ガンネルズは参加メンバーが少ないのですが、今回は三笠カヌークラブと連合チームを作って2連覇を目指すことになったのです。 K家、MCC、帯畜チームは前日からキャンプして、湖上ツアーやオークションやったりして、ウィルダネスと交流を深めたみたいです。
 そして、運動会当日。
 S家は恵庭の自宅から、Z家は帯広の自宅をまだ夜が明ける前に出発し、南富良野のいーづかさんと合流してやってきました。
 しかし、天気は曇りときどき雨。そして強風。
 支笏湖は、荒波ざぶんざぶん状態でした。
 タープ周辺でうろうろしている参加者は口には出しませんが、すっかり運動会中止モード状態でした。
 しかし、そんなことになっては、また1年、優勝カップがガンネルズ預かりになってしまいます。そうはさせじと思ったかどうかはわかりませんが、競技委員は開始時間を30分遅らせて、種目をしぼって大会を開催することを参加者に通知したのでした。






 最初の競技は、『しゃもじリレー』です。
 オープンデッキカヌーを使ったリレーですが、パドルではなくてしゃもじを両手に持って漕ぎます。
 ガンネルズは、しげさん、トシ君、りゅうげん、もなちゃん、けい君(MCC)の布陣。先行逃げ切りを狙ってます。
 と・こ・ろ・が・・・。
 強風と荒波で、小さなしゃもじ。コントロールがまったくききません。
 3番手のりゅうげんにいたっては、「戻ってこーい!」「どこに行くのー?」と叫ばれる始末で。
 ウィルダネス2番手の人が沈脱したのと、もなちゃん、けい君がものすごい速さだったおかげで、ガンネルズの勝利となりました。まず一勝。






 次は、『スローロープ投げ』
 波間に浮かぶ子供用プールに向かって、ロープを投げ入れ、プールにかかったロープの数を競います。
 ガンネルズからは、いーづかさん、高篠会長夫人、E子さん、いのつめさん(奥さん)、高篠会長が参加です。
 ここでも、強風と荒波で、みなさん、ぜんぜん思ったところに投げられません。それ以前な方もいたようですが、それはまあまあ、なんなんですよ。
 ラストの高篠会長が、次々とプールにロープをかけて大喝采となったのですが、荒波のおかげで、すべて落ちてしまいました。
 延長戦で、ひとりずつ投入のサドンデスになり、ここはウィルダネスさんの勝利となりました。残念。






 第3種目は、『カヌー綱引き』
 オープンデッキカヌーに4人乗り、ロープでつないで引き合うという、一番、漕ぐ力が試される競技です。
 この強風では、一番、中止になりそうな競技だったのですが、なんとなく「やってみよう」ということになりました。
 2回先に勝ったチームの勝利です。
 ガンネルズは、いのつめさん(だんな)、もなちゃん、あかりちゃん、いーづかさんが参加。
 最初は風上側になり、あっさり負けました。
 風上だったからしょうがない、場所を変えれば勝てるだろうとがんばったのですが、風下になってもあっさり負けました。
 ウィルダネスのパワーに負けてしまいました。



 第4種目は、『チームレスキュー競争』。
 OC2の1艇が岸からスタート。
 レスキューチーム(OC2が1艇、カヤック1艇)がいるところで沈して水抜きして再乗艇して岸に戻る。早くゴールしたほうが勝ちです。
 ここで負けると後がありません。
 必勝体制となります。
 OC2は、沈慣れ(失礼!)している、しげさん&あかりちゃん。
 レスキューチームは、高篠会長&いのつめさん(だんな)とトシ君。
 スタート、レスキューチームの前までのダッシュは互角、沈をした後、すばやく再乗艇しましたが、いったん降りて、あらためて水抜きをするというドタバタになりました。それでも、すべてがすばらしく早い作業で圧勝でした。あのスピードは金メダル物でしたね。






 これで、勝負は5分となり、最後の『カヌー騎馬戦』に勝ったチームが総合優勝となります。
 昨年も、このパターンでガンネルズが勝利を収めました。
 騎馬戦参加は、あかりちゃん、もなちゃん、トシ君、けい君、りゅうげん、高篠会長&いのつめさん(だんな)。
 ルールは、ヘルメットにつけた紐を取られるか、沈をすると負けです。ロールしても負けとなります。
 あかりちゃん、けい君、りゅうげんが逃げて、残りが攻撃ということでしたが、作戦らしい作戦はありませんでした。
 「優勝カップを我が手に!」をスローガンに掲げるウィルダネスチームは、武田の騎馬隊のような猛攻ぶりで、1艇ずつ血祭りにあげる作戦を考えたようです。
 まず、もなちゃんに総攻撃をかけてきました。
 もなちゃんが囲まれたとき、ガンネルズチームが外側から攻撃をかければ、また違った展開になったかもしれませんが、ピラニアのようなウィルダネス軍におそれおののいた我々はなすすべもなく、哀れ味方の援護のないまま、もなちゃんは荒れ狂う男どもの餌食となってしまったのです。
 そして、次はトシ君、高篠会長&いのつめさんが、総攻撃をくらい、あっさりとガンネルズは敗北していったのでした。
 軍師が、軍師が必要です。ガンネルズの諸葛孔明はいずこに!






 大会後は、ウィルダネスの奥様たちが作っていただいた美味しいうどんに舌鼓をうちました。
 寒かったから、この味は無類です。
 うどんをすすりながら、来年は優勝カップを奪還すると誓うガンネルズなのでした。
 ウィルダネスさん、楽しい大会をありがとうございました。







タイトル元ネタ
『地獄の黙示録』 監督:フランシス・フォード・コッポラ
 その撮影現場が『地獄の黙示録』といわしめたベトナム戦争を舞台にした映画。監督が全身全霊をかけて作った渾身の作品ですが、後から再編集された『特別篇』の方がわかりやすいです。
(1979年米)


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