カサイランカ

日時：２０１１年７月１６日（金）〜１８日（日）

場所：南富良野町落合

参加メンバー：
　クドウパパ
　ナカジマさん
　しげさん
　いたがきさん
　タカギ君＆ユキちゃん
　Ｓ家（りゅうげん、いくえ、大地）
　ネイティブさん
　とよぽん
　レオ
　たいしょー
　イケノヤさん＆クミちゃん
　旭川カヌー倶楽部
　三笠カヌークラブ
　旭川医大カヌークラブ
　帯畜大カヌー探検部
　北大水産学部カヌー部

　恒例！７月の３連休は、南富良野でカヌークラブ『ガンネルズ』のカヌー＆キャンプです。
　３連休は天気予報では雨、そして国土交通省のホームページで川の水量を見ると、あきらかに増水していました。
　それなのに、誰も「やめよう」とは言いません。他カヌークラブや学生が大挙して参加してきて、とってもにぎやかになりました。
　いや、たぶん、みんな心の中では、｢やめたい｣と思っていたに違いないのですが、いいだしっぺになりたくなかったのです。
　かくいう私も、今シーズンは１回もポリ艇ダンサーに載っていないので、完全にカヤックに乗る気なしで家を出発しました。
　キャンプ地は、『おち庵』というお蕎麦屋さんの庭です。



　庵主手作りのログハウスの蕎麦屋で、以前は喫茶店でした。
　ＮＨＫの行き当たりばったりＴＶ番組『鶴瓶の家族に乾杯』にも出てきました。（本当にアポなしだったそうです）
　落ち庵に到着すると、案の定、雨が降ったりやんだり、シーソラプチ川は、やっぱり濁流でした。
　普段はなかなか休日が合わないネイティブさんと、とよぽんは前日夜に南富良野の道の駅に泊まったらしいです。気合が入っている。
　なんと、ネイティブさんは大きなキャンピングカーをつなげてきていました。
　本人はアパート住まいなのに、思い切って買ったそうです。
　とりあえず、テントを立てて庵主様にご挨拶。
　落ち庵の営業部長は、ルアーという猫ですが、最近はすっかりおばあちゃんになってしまって、階段の影で寝てばかりなので、新しい営業係長がはりきっていました。生後４５日の子犬です。



　この子の母親は、マルコという迷い犬で、庵主が飼い主のようなそうでないような関係です。
　国道の反対側に男ができて、その犬との間にできた子がこの子犬だそうです。
　マルコ本人は、すっかり男の下に走ってしまっていて落ち庵に寄り付かなくなったそうです。こんな田舎にも育児放棄問題が起きるなんて・・・。
　父ちゃんは、先に書いたように大雨と増水でまったく川下りのやる気がなかったので、最初から「まったりキャンプ」のつもりでした。
　母ちゃんは、かろうじて１日目に川下りに参加して・・・沈脱してきたみたいです。



　大地は、お兄ちゃんお姉ちゃんに遊んでもらっていたので、父ちゃん母ちゃんはとても楽でした。





　１日目の夜は雨の中で大焼き肉大会となりました。
　牛豚鶏羊は当たり前、鹿肉がでてくるのもいつものこと、ついに猪肉と熊肉が登場しました。



　熊肉はとっても美味しかったです。
　何も言われずに食べたら牛肉とまちがえそうなくらい柔らかで獣臭さはありませんでした。
　２日目も朝から雨でしたが、元気な人たちは川下りに行きました。
　父ちゃん、母ちゃんはもちろん行きません。

　２日目の昼食は、これも恒例の『流しソーメン』です。



　雨の中となってしまいましたが、それほど気温が下がらなかったので、美味しくいただきました。
　２日目の夜は、やっと雨もあがって花火で遊び、結婚式（＝酒の肴）をやったりして・・・。





　早朝４時頃に目が覚めたら、おち庵の中が騒がしい。学生がまだ起きているんだと思ってました。
　５時半頃にトイレに起きたら、女子サッカーのワールドカップを観戦中でした。



　そして優勝！
　東日本大震災でどこか頭の片隅にあった重たいものがふっとびました。たんに寝不足の頭がすっきりしただけだったかも。



　帰りは富良野の『アンパンマンショップ』と『富良野マルシェ』に寄って帰宅。



　川下りしなかったけど、楽しいキャンプでした。



タイトル元ネタ
『カサブランカ』　主演：ハンフリー・ボガード、イングリッド・バーグマン
　古すぎてよく知らないのですが、ハンフリー・ボガードの大出世作だそうです。ハンフリー・ボガードを名前しか知りません。
（1943年米製作、1946年日本公開）